サラダミックス（サラダセット）☆お得に楽しむ水耕栽培

こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです！

この記事では、「サラダミックス（サラダセット）」の水耕栽培方法をご紹介します。
初心者の方にもわかりやすいように、種まきから収穫までの流れを実際の栽培記録とあわせてまとめました。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。

用意するもの

今回は、以下を使った水耕栽培方法をご紹介します。

必要なもの

• 容器（ザル・ボウル）
• 培地（ハイドロボール）
• 種
• 肥料（水耕栽培用）
• 水（水道水でOK）
  

あると便利なもの

• アオコ対策用の道具（アルミシート）
• 植物育成用LEDライト
• 霧吹き
• 根腐れ防止材（珪酸塩白土）
• 空間を作るための道具（猫除けマット）

 

サラダミックス（サラダセット）の種について

今回使用したのは、ホームセンターで購入した「サラダセット」という種袋です。
（補足事項：この記事では「サラダミックス（サラダセット）」と表記しています。「サラダミックス」とすると、いろいろな種類の種が入っていることがイメージしやすいと思ったためです。）

種袋に入っていた種の種類

• エンダイブ
• チコリ（青、赤）
• サニーレタス
• グリーンリーフ
• サラダ菜
• クレソン

嬉しいポイント

• 1袋でいろいろな種類の葉物が楽しめてお得感があります。

• 色や味のバリエーションも豊かで、見た目も楽しめます。

注意点

• 種袋によって入っている種は異なります。
• 苦手な葉物の種が入っていることもあるので、購入前に種袋を確認しておくと安心です。

 

種まき

今回は、培地（ばいち）として「ハイドロボール」を使う方法をご紹介します。

培地とは、
土の代わりに植物の根を支えるためのものです。

1. 培地を入れる：ボウルにザルを重ねてハイドロボールを入れます。
   ※ハイドロボールを初めて使うときは、水でよくすすいで粉や汚れを落としてください。
2. 水を入れる：ハイドロボールが軽く浸かるくらいまで水を入れます。
3. 種をまく：その上に種を重ならないように全体にまきます。
4. 種の乾燥予防：発芽までは、乾かないようにラップを軽くかけておくと安心です。ラップは密閉せず、少しすき間をあけておいてくださいね。

今回使用したのはハイドロボール（小粒）ですが、写真を撮り忘れてしまったため、上の画像では中粒のものを使いました。
小粒・中粒どちらでも栽培できますので、お好みで選んでくださいね。

詳しい種まきの方法は、こちらの記事でもご紹介していますので、よかったらご覧ください。

 

種まき後の作業（あると便利）

必ず必要ではありませんが、今回は次のような道具も使って育ててみました。

アオコ対策
アオコ（藻）が発生しないように、アルミシートで器のようなカバーを作り、その中に容器を入れて光をさえぎりました。

植物育成用のLEDライト
日当たりがあまりよくなかったため、植物育成用のLEDライトで光を補いました。

発芽後の管理

発芽

芽が出たらラップをはずします。
葉やハイドロボールが乾いていたら、霧吹きで軽く水をかけます。

栽培記録：種まきから2日後に発芽しました。

 

根が生長したら養液に変更

根がザルの底から出てきたら、水の代わりに「養液」で栄養を与えます。

養液とは
水に水耕栽培用の肥料を溶かした液体のことです。

作業手順

1. ボウルの掃除：水を捨て、ボウルを洗って汚れを落とします。
2. 根腐れ防止（あると便利）：根腐れ防止材を適量入れます。今回は珪酸塩白土を使いました。
   ※必須ではありません。
3. 根が空気に触れる部分を作る（あると便利）：ボウルの底に猫除けマットを置き、ザルとの間に少し空間を作ります。
   ※必須ではありません。詳しくはこちらでご紹介しています。
4. 養液を入れる：根が浸かるくらいまで、養液を入れます。
   ※養液の作り方は、こちらをご覧ください。
   
5. ザルを戻す：苗の入ったザルをボウルに戻します。
6. アオコ対策（あると便利）：アオコ（藻）の発生を防ぐために、アルミシートで作ったカバーの中に容器を入れて光をさえぎります。
   ※必須ではありません。
7. 養液の補充：養液が減ってきたら、その都度補充します。
   根の半分〜2/3程度が浸かるようにし、根の一部が空気に触れる状態を保つと良いです。

詳しい方法については、こちらをご覧ください。

栽培記録：種まきから約1週間後、小さな葉が増え、長い根も伸びてきました。このタイミングで養液を与え始めました。

 　

間引き

間引きとは
込み合った部分を取り除き、育てたい株だけを残す作業です。
一度にすべて抜かず、生長の様子を見ながら数回に分けて行います。

作業手順

• 1回目の間引き：発芽後、葉が重なってきたら、重なった部分を根ごとやさしく引き抜き、間隔をつくります。
• その後の間引き：生長に合わせて、葉が重ならない程度に、数回に分けて間引きします。
  詳しい方法は、こちらの記事でご紹介しています。

栽培記録：種まきから約2週間後、それぞれの葉が生長し、根もたくさん生えてきました。
最初の間引きは、密集しているところを根ごと引き抜きました。
その後は収穫しながら間引きしました。

 

間引きした苗の再利用

間引きした苗（根の付いている苗）は他の容器に植え替えて育てることもできます。その方法は、こちらでご紹介しています。

水耕栽培☆間引き苗を別容器に植え替えて育てる簡単手順

水耕栽培で小さいうちに間引きした葉物野菜の苗は、食べてしまうのはもったいない。他の容器に植え替えて育てることができます。

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収穫

葉物野菜には、主に2種類の収穫方法があります。
収穫の仕方を工夫することで、何度も楽しめる「ループ栽培」もできます。

• ループ栽培：外側の葉だけを収穫する方法です。
  内側の葉を残しておくと、また新しい葉が育ってくるので、繰り返し収穫を楽しめます。
• 株ごと収穫：株全体を引き抜いたり、株の根元あたりをはさみで切って収穫します。この方法では、繰り返し収穫はできません。

詳しい収穫方法については、こちらの記事をご覧ください。

栽培記録：種まきから約5週間後、葉がさまざまな形に育ちました。大きい葉は外側だけを収穫してループ栽培、小さい葉は株ごと収穫しました。

 

育ててみた感想とまとめ

「サラダミックス（サラダセット）」の水耕栽培は、いろいろな種類を一度に育てられるのが魅力です。

葉の色や形がそれぞれ違うので、食卓に添えるだけで華やかな雰囲気になり、味の違いも感じられました。

育てる時間も、食べる時間も楽しい水耕栽培でした。
ご興味のある方は、ぜひ育ててみてくださいね。

 

 

今回は「サラダミックス（サラダセット）」の水耕栽培方法についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その生長過程にも癒されます。

ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。

共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。