こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
この記事では、初心者でも簡単!
ピーマンのプランター栽培
苗植え付け~収穫まで
をご紹介します。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安(関東地方)
植物名 | ピーマン |
科目 | ナス科 |
苗植え付け月 | 3月 |
収穫月 | 6月~10月 |
手間 | ★★☆ |
難易度 | ★☆☆ |
難易度理由 | アブラムシ等の防虫対策必要だが、比較的育てやすい |
プランターサイズ | 直径・深さともに30cm以上 |
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★が多い=手間かかる、難易度高い
☆が多い=手間少ない、育てやすい
※くらこま独自の判断です
苗植え付け
苗の選び方
苗は園芸店やホームセンターなどで購入できます。
たくさん苗があると、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
苗選びのポイントをまとめましたので、ご参考にしてください。
苗を選ぶポイント
■ 葉が虫に食われていない
■ 上から見てきれいに葉が生えている
■ 葉の生える位置(節)の間隔が狭い
■ 濃い緑色でツヤがあり、葉がしっかりしている
プランター
サイズは、直径・深さともに30cm以上が適しています。
植え付け
2023年5月1日 苗を植え付けました。
植え付け方法
プランターに鉢底石を入れ、その上から培養土を入れます。
苗を植え付ける場所の土を掘っておきます。
育苗ポットから苗をやさしく取り出します。
育苗ポットの土の表面とプランターの土の表面が同じ高さになるように植え付けます。
支柱の設置
■ 仮支柱
・強風で苗が倒れないように仮支柱を立て、麻ひもで固定します。
・苗は成長して太くなるので、麻ひもは少し余裕を持たせ、八の字になるように結びます。
・仮支柱は、菜箸を使用しました。苗が小さい時は割りばしでもOKです。
■支柱
・苗が大きく成長したら、支柱の設置が必要です。
・苗植え付けのタイミングで支柱も設置しておきました。
マルチング
マルチングとは、植物の根元をシートやワラ、ウッドチップなどで覆うことです。
これによって、次のような効果があり、作物の成長を助けることができます。
■ マルチングの効果
・ 土の保湿
・ 土の乾燥防止
・ 根の暑さからの保護
・ 雨の日の泥除け対策
・ 雑草の生育の抑制
今回は、ウッドチップを敷きました。
肥料のタイミング
2023年5月22日 植え付けから約3週間後、追肥を開始しました。
■ 今後の追肥のタイミング
・固形肥料の場合は、2週間間隔で追肥
・液体肥料の場合は、1週間間隔で追肥
ピーマンの花
2023年5月31日 植え付けから約1か月後、花が咲きました。
花の色は白く、下向きに咲きます。
めしべ と おしべ
花の真ん中からまっすぐ伸びているのがめしべです。
その周りにあるのがおしべです。
株の状態確認
受粉せずに花が落ちてしまうときは、めしべの長さで株の状態を確認することができます。
■ 株の状態が良いときは、おしべよりめしべの方が長く、受粉しやすくなります。
■ 株が疲れているときは、おしべよりめしべの方が短く、受粉は難しくなります。
めしべが短いときは、株が疲れている状態です。
寒いからなのか?暑いからなのか?肥料不足なのか?太陽の光が足りないのか?
原因を探し、解決方法を見つけることが大切です。
わき芽
一番目の花が咲いたら、そこから下のわき芽は、全てとります。(下画像の赤線より下)
わき芽とは、茎と葉っぱの間から生えている部分です。(下画像の赤丸の部分)
わき芽とりは、晴れた日に行います。
わき芽は、手で簡単に取れます。成長したわき芽は、横に倒すと取れます。
枝が2つに分かれて成長
花が咲いたら、そこから上は、枝が2つに分かれて成長します。
よく見ると細い枝と太い枝に分かれています。
その枝が成長し花が咲くと、そこからまた枝が2つに分かれ、どんどん成長していきます。
一番目の実
2023年6月10日 植え付けから約6週間後、苗が大きく成長し、小さな実ができました。
最初の実は、小さいうちに収穫します。
実だけにたくさん栄養がいってしまうのを防ぐためです。
収穫
少し小さいくらいの大きさで収穫します。
大きくなるまで育てると、他に栄養がいかなくなるためです。
小さく育ててたくさん収穫します。
10月頃になると、なぜか赤いピーマンができました。
剪定
2023年6月20日 植え付けから約7週間後、葉が密集してきたので剪定しました。
苗を上から見て、下の土が見えない場合、下の方まで太陽の光が届いていない可能性があります。
太陽の光が全体的に届くように、密集した枝は剪定します。
剪定方法
枝が、2つに分かれているので、内側に向いて生えている方の枝を切ります。
本当は細い方の枝を切る方が良いです。
しかし、実際はどちらも同じような太さなので、どちらを切るのか迷います。
太陽の光を届かせるために、内側に向いて生えている枝を切る、というイメージで剪定する方が分かりやすいと思います。
剪定する枝に花が咲いていたり、実がついていたら切りたくないと思ってしまいますが、思い切って切ります。
剪定することにより、太陽の光が届き、風通しも良くなるので元気に成長してくれます。
コンパニオンプランツ
コンパニオンプランツとしてバジルを一緒に育てました。
といっても、同じプランターに植え付けていません。
同じプランターに植え付けると、バジルに栄養をとられてしまうため、育苗ポットに入れたままのバジルを、プランターの土の上に置いて育てました。
バジルは、100円ショップの種から育てました。
種があると、たくさんバジルを育てられるので、育てているほとんどの夏野菜のプランターにはバジルを育苗ポットに入れたまま置きました。
この効果かは分かりませんが、バジルにはアブラムシが沢山つきましたが、ピーマンには、アブラムシの大きな被害はありませんでした。
栽培期間
栽培期間は、2023年5月1日 ~ 2023年10月13日、約5か月半です。
プランター栽培でもたくさん収穫できました。
初心者でも簡単に育てることができるのでおすすめです。
■ 苗の購入:園芸店や、ホームセンター等で購入できます。
■ 苗を選ぶポイント:虫に食われていない節の間隔が狭い苗を選びます。
■ プランターサイズ:直径・深さともに30cm以上のプランターを使用します。
■ 植え付け:育苗ポットの土の表面とプランターの土の表面が同じ高さになるように植え付けます。
■ 支柱の設置
・仮支柱:強風で苗が倒れるのを防ぐために、仮支柱を立て、苗を固定します。
・固定方法:麻ひもで固定するときは、八の字にして苗を仮支柱に固定します。
・成長後の支柱:大きく成長してから支えるための支柱も設置しておきます。
■ 追肥:植え付けから3週間後、追肥を開始します。
・固形肥料の場合は、2週間ごとに追肥します。
・液体肥料の場合は、1週間ごとに追肥します。
■ 開花:小さな白い花が下向きに咲きます。一番目の花が咲いたら、その花から下のわき芽をすべて摘み取ります。
■ 一番果:最初にできたししとうは小さいうちに収穫します。
■ 剪定:葉が密集してきたら剪定し、風通しを確保します。
■防虫スプレーは、夏の昼間の暑い時間帯は避けます。
■受粉せずに花が落ちてしまうときは、めしべの長さで株の状態を確認することができます。
・めしべが短いときは、株が疲れている状態です。
■わき芽とりは、晴れた日におこないます。
■最初の実は、小さいうちに収穫します。
■剪定方法は、内側に向いて生えている方の枝を切ります。
今回は
初心者でも簡単な
ピーマンのプランター栽培
苗植え付け~収穫まで
についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。
さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。