こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
買っても余りがちなパセリ、ちょっとだけ欲しいときにあると便利ですよね。水耕栽培なら少しずつ収穫しながら使うことができます。
この記事では、パセリの水耕栽培の種まきから収穫まで、初心者にも分かりやすくご紹介します。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安
植物名 | パセリ |
科目 | セリ科 |
手間 | ★☆☆ |
難易度 | ★☆☆ |
難易度理由 | 発芽するまで日数かかるが、育てやすい |
——————————————-
★が多い=手間かかる、難易度高い
☆が多い=手間少ない、育てやすい
※くらこま独自の判断です
用意するもの
今回は、以下を使った水耕栽培方法をご紹介します。
パセリは少量ずつ収穫しながら育てるため、小さめの容器を使いました。
必要なもの
- 小さめの容器(ザル・ボウル)
- 培地(ハイドロボール)
- 種(パセリの種は、ダイソーで2個100円のものを使いました。)
- 肥料(水耕栽培用)
- 水(水道水でOK)
あると便利なもの
- アオコ対策用の道具(アルミシート)
- 植物育成用LEDライト
- 霧吹き
- 根腐れ防止材(珪酸塩白土)
このほかにも水耕栽培に使えるものがあり、こちらの記事にまとめましたので、よかったらご覧ください。

種まき
- 小さめのボウルにザルをセットして、ハイドロボールを入れます。
※ハイドロボールを初めて使うときは、何回か水ですすいでください。 - 水をハイドロボールが浸かる程度まで入れます。
- その上から全体にパラパラと重ならないように種をまきます。
- 発芽までは、乾燥防止用に軽くラップをかけておきます。密封はしません。
- パセリは発芽するまで日数がかかります。気長に待ちましょう。(今回は、種まきから8日後に発芽しました。)
今回はアオコ(藻)の発生を防ぐために、アルミシートで作成したカバーに容器を入れて栽培しました。
また、日当たりが悪いため、植物育成用のLEDライトを使って育てました。
詳しいことは、水耕栽培方法の記事でご紹介しています。必須ではありませんが、必要に応じて試してみてくださいね。
発芽後の作業
発芽
種まきから約8日後、発芽しました。
発芽したらラップをはずし、葉っぱが乾いていたら、霧吹きで水を吹きかけます。
容器の水が少ないときは補充してください。
根が成長したら養液に変更
長い根っこが生えてきたら、「養液」を使って栄養を与えます。
養液とは、水に水耕栽培用の肥料を溶かしたものです。
作業手順
- ボウルの中の水を捨て、きれいに洗います。
- 根腐れ防止効果のある珪酸塩白土を入れます。(必須ではありません)
- 根っこがつかるくらいの高さまで、養液を入れます。
養液の詳しい説明や作り方は、こちらにまとめました。
- 苗の入ったザルを、再びボウルにセットします。
- アオコ対策としてアルミシートで作成したケースに入れて育てます。(必須ではありません)
- 養液が減ってきたら、根が半分から2/3くらい浸かる程度に養液を補充します。
根全体が養液に浸かると酸素不足になりやすいので、根が空気に触れる部分を作るためです。
詳しい方法はこちらをご覧ください。
収穫
今回は、間引きはせず、食べる分だけハサミで切って収穫しながら育てました。
なお、密集しすぎると蒸れたり徒長することがあるため、収穫の予定がないときは、込み合っている部分を軽く間引いて風通しを良くしておくのもおすすめです。
節約につながる
パセリは少しだけ使いたいときが多いです。
でも、買うと結構たくさん入っているので、一度に使い切るのはむずかしい。余らせて、傷んでしまうこともあります。
その点、水耕栽培なら欲しい時に、欲しい分だけ収穫できます。いつでも新鮮。はさみで切って収穫するだけなので手間いらず。余らせて、傷んでしまうこともないので、節約にもつながります。
まとめ
小さな容器でも育てられるので、ちょっとしたスペースで楽しめます。
発芽までには少し時間がかかりますが、全体的に育てやすく、初心者の方にもおすすめです。
今回はパセリの水耕栽培の種まきから収穫までについての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。