こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
この記事では、玉ねぎと紫玉ねぎのプランター栽培方法をご紹介します。
苗植え付けから収穫まで。初心者にも分かりやすくご説明しますので、ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安(関東地方)
植物名 | 玉ねぎ(泉州黄) |
科目 | ヒガンバナ科 |
苗植え付け時期 | 10月~11月頃 |
苗植え付け時の間隔 | 10cm間隔で植える |
肥料 | 1月、2月、3月の中旬~下旬 |
収穫の目安 | 葉っぱが80%くらい倒れたころ |
収穫時期 | 翌年5月中旬~6月下旬 |
手間 | ★☆☆ |
難易度 | ★★☆ |
補足事項 | ・大きく育てるのは難しいですが、小さめであれば育てやすいです。 |
・根が浅くはり、乾燥に弱いです。 | |
・水分が不足すると玉が大きくならないので、注意が必要です。 | |
・栽培期間が長いです。 | |
・収穫後に天日で乾燥させる作業があります。 |
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★が多い=手間かかる、難易度高い
☆が多い=手間少ない、育てやすい
※くらこま独自の判断です
用意するもの
必要なもの
- 苗(玉ねぎと紫玉ねぎの苗)
- プランター(深さ15~20cm程度)
- 鉢底石
- 土(野菜用の培養土)
- 水+水をまくもの
- 肥料
- 土の保護材
あると便利なもの
- 手袋(土が手に付かないように)
- スコップ
基本的なプランター栽培に必要な道具をまとめた記事もありますので、良かったらご覧ください。

苗の植え付け手順
- プランターに鉢底石を敷きます。
- その上に培養土を入れます。
- 土を湿らせるために、水をたっぷりまきます。
- 苗を入れるための穴をあけます。割りばしを使用すると便利です。
- その穴に、玉ねぎと紫玉ねぎの苗の白い部分をそれぞれ植え付けます。
※紫玉ねぎも根っこ付近は白色なので、注意しながら植え付けないと、どの苗だか分からなくなるため気をつけてください。 - 乾燥対策として、マルチシートやウッドチップを敷いておくと安心です。
※保温効果や霜よけ効果も期待でき、冬越しの対策としても役立ちます。
詳しい植え付け方法は、こちらの記事にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

栽培記録:10月下旬に苗を植え付けました。
追肥のタイミング
追肥のタイミングの目安は以下のとおりです。
- 1月中旬~下旬ごろ
- 2月中旬~下旬ごろ
-
3月中旬~下旬ごろ
※地域や玉ねぎの種類、育ち具合によって変わることがあります。
収穫
玉ねぎの収穫の目安は、葉が倒れてから約7日~10日後です。
※葉が全体的に枯れている玉ねぎは、病気や腐敗の原因になることがあるため、1週間待たずに早めに収穫したほうがよいです。
栽培記録:葉が倒れてから1週間後の6月4日に収穫しました。小さいですが、たくさん収穫できました。
保存方法
- 収穫後すぐには保存せず、そのまま1〜2日ほど置いて天日干しします。
- 乾いたら、玉ねぎの根の部分を切り落とします。
- 保存しやすいように、以下のどちらかの方法でまとめます。
・3つ1組で玉ねぎの葉を三つ編みにする。
・ 葉を15cmくらいの長さに切って、ひもなどで束ねる。 - 風通しがよく、直射日光や雨が当たらない場所に吊るして保管します。
- 玉ねぎは湿度に弱いため、しっかり乾燥させた状態で保存することが大切です。
栽培記録(おまけ)
今回は、横長の大きなプランターに苗を植え付けましたが、苗が余ってしまいました。
捨てるのはもったいなかったので、家にあった別のプランターにも植え付けてみました。
植え付け方によって玉ねぎの大きさに違いは出ましたが、どのプランターでも育てることができました。
余った苗を植え付けたプランターと、その成長結果は以下のとおりです。
- 深さのあるプランター(下画像①):苗の間隔をあけて植え付けると、根腐れもせずに順調に育ちました。一般的な玉ねぎよりは少し小さめでした。
- 小さいサイズのプランター(下画像②):苗の間隔をあけて植え付けたところ、①と同じくらいの大きさに育ちました。
- 小さいサイズのプランター(下画像③):苗の間隔をあけずに詰めて植え付けたため、小さめの玉ねぎに育ちました。
補足情報(下画像③)
玉ねぎと紫玉ねぎを同じプランターに植え付けて、同じタイミングで収穫してみたら、紫玉ねぎのほうが大きく育っていました。
これは品種の違いによるものかもしれません。もしかしたら、玉ねぎはもう少し収穫を遅らせれば、さらに大きくなっていた可能性もあります。
(今回植え付けた玉ねぎと紫玉ねぎの品種は不明です。)
まとめ
初心者には大きく育てるのは難しいかもしれませんが、追肥や水やりのタイミングを工夫すれば、もう少し大きく育てられる可能性もあると感じました。
ご興味のある方は、ぜひ育ててみてくださいね。
今回は玉ねぎと紫玉ねぎのプランター栽培についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。