こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
大根は畑で育てるイメージが強いかもしれませんが、実はプランターでも栽培できます。
この記事では、大根をプランターで育てる方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安(関東地方)
植物名 | 大根 |
科目 | アブラナ科 |
種まき時期 | 春まき/3月中旬~4月中旬 秋まき/8月下旬~9月中旬 |
収穫月 | 春まき/5月中旬~7月上旬 秋まき/10月下旬~12月上旬 |
プランターサイズ | 直径・深さともに30cm以上 |
手間 | ★☆☆ |
難易度 | ★☆☆ |
難易度理由 | ・育てやすいです。 ・葉っぱが広がって成長するので、場所を取ります。 |
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★が多い=手間がかかる、難易度高め
☆が多い=手間が少ない、育てやすい
※★☆の数は、くらこま独自の判断です。
大根について
大根には、ビタミンC、食物繊維、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
中でも注目したいのは、大根の葉っぱ。
捨てられがちですが、実はビタミンC・E・Kやカルシウム、鉄分などを豊富に含んでいて、とても栄養価が高いんです。
家庭菜園で育てると葉っぱも立派に育つので、ぜひ積極的に料理に取り入れたいですね。
用意するもの
必要なもの
- 大根の種
- 深型プランター(直径・深さともに30cm以上)
- 鉢底石
- 土(野菜用の培養土)
- 水(ジョウロなどの水やり道具を含む)
- 肥料
あると便利なもの
- 防虫ネット(防虫対策用)
- 支柱(防虫対策用)
- 固定するもの(麻ひも、洗濯バサミなど)
- 手袋(土が手に付かないように)
- スコップ
- 園芸用ハサミ
プランター栽培で使っている道具については、こちらの記事にまとめていますので、よかったらご覧ください。

栽培の流れ
プランターと土の準備
- 鉢底石を敷く:水はけをよくするため、プランターの底に鉢底石を敷きます。鉢底石は、ネットに入れておくと片付けがラクです。
- 土を入れる:野菜用の培養土を、プランターのふちから2~3cmくらい下まで入れます。
- 土を湿らせる:プランターの底から水が出てくるまで、たっぷり水をかけて土を湿らせておきます。
種まき用のまき穴作り
- 12cmくらいの間隔で、深さ1cmくらいのまき穴をつくります。
- まき穴は、ペットボトルのふたを使用するとラクです。
- 大根の葉っぱは、横に広がって成長します。
- 幅、奥行が約33cmくらいのプランターでは、3か所くらいにまき穴をあけるのが丁度よいです。
種まき(点まき)
点まきとは
一定の間隔をあけて1か所に数粒ずつ種をまく方法です。
詳しい種まきの方法については、こちらでご確認いただけます。
- 1つのまき穴に4~5粒の種を、重ならないようにまきます。
- 種の上に1cmくらい土をかぶせます。
- 土をかぶせたあと、軽く手のひらで土をおさえ、土と種を密着させます。
- 種が流れないように軽く水やりをします。
※発芽までは、土の表面が乾かないように、水やりを忘れずに行ってくださいね。
防虫ネット + 支柱(あると便利)
虫の被害を予防するため、防虫ネットをかけておくのも効果的です。
※ネットをかけていても、いつの間にか虫が入り込んでいることがあるため、ときどき様子を見ておくと安心です。
設置方法
- 支柱を立てる:プランターの四隅や、間隔をあけて数本の支柱を土に差し込みます。
- ネットをかける:支柱の上から防虫ネットをふんわりとかぶせ、葉がネットに触れないように調整します。
- すき間をふさぐ:ネットがずれたり、すき間があいたりしないように、洗濯バサミやひもなどでしっかり固定します。
ネットの下の部分も、プランターの下に入れ込むなどして、すき間ができないように気をつけてください。
間引き
間引きとは
発芽した苗の中から、元気なものを残し、その他の苗を取り除く作業です。詳しい間引きの説明については、こちらの記事をご覧ください。
一般的に大根の間引きは、以下のタイミングで3回に分けておこなうことが多いです。
成長が遅かったり弱っているものを取り除き、最終的には、まき穴ごとに元気に育っている1本を残すようにします。
1回目の間引き
- タイミング:双葉が開いたころです。
- 間引くときのポイント:1つのまき穴から発芽した株のうち、葉の形が良いものを3本残して間引きます。
2回目の間引き
- タイミング:本葉が2~3枚になったころです。
- 間引くときのポイント:1つのまき穴に、良く育っている2本だけを残して間引きします。
3回目の間引き(最終)
- タイミング:本葉が5~6枚になったころです。
- 間引くときのポイント:1つのまき穴に、元気に育っているものを1本残し、あとは間引きします。
土寄せと追肥
- 追肥:2回目と3回目の間引きが終わったあとに、株のまわりに追肥します。
- 土寄せ:追肥のあと、表面の土を軽くほぐし、株元に土を寄せます。
収穫
- 収穫の目安:根の直径が6~7cmくらいになり、外側の葉が垂れるようになったら収穫のタイミングです。
- 収穫方法:根元近くの葉を持ち、ゆっくりまっすぐ上に引き抜きます。まわりの土を少し耕しておくと収穫しやすいです。
栽培記録:春大根を育てたときの失敗例
実際に春大根をプランターで育てたときの栽培記録と、失敗したことをまとめました。
違った意味で参考にしていただけたら嬉しいです。

まとめ
大根のプランター栽培は、どんどん大きくなるので、見ていて成長を感じやすいです。
葉が広がって成長するため、プランターで育てられる数には限りがありますが、葉も根も丸ごと収穫できるのは、家庭菜園ならではの魅力のひとつです。
ご興味があれば、ぜひ育ててみてくださいね。
今回は大根をプランターで育てる方法についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。