こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
この記事では、春大根をプランターで育てたときの栽培記録をご紹介します。
種まきから収穫までの流れと、失敗した内容も載せています。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安(関東地方)
※大根の種まき時期は春と秋に分かれていますが、ここでは春に種をまく「春大根」の種袋に書かれていた情報をもとにご紹介しています。 | |
植物名 | 春大根 |
科目 | アブラナ科 |
種まき時期 | 3月下旬~6月下旬 |
収穫月 | 6月上旬~8月下旬 |
発芽日数 | 約5日 |
栽培期間 | 約60日 |
プランターサイズ | 直径・深さともに30cm以上 |
手間 | ★☆☆ |
難易度 | ★☆☆ |
難易度理由 | ・育てやすいです ・葉っぱが広がって成長するため、場所を取ります |
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★が多い=手間がかかる、難易度高め
☆が多い=手間が少ない、育てやすい
※★☆の数は、くらこま独自の判断です。
用意したもの
今回使った道具をご紹介します。
必要なもの
- 大根の種(ダイソーで2袋100円の種)
- 深型プランター(直径・深さともに30cm以上)
- 鉢底石
- 土(野菜用の培養土)
- 水(ジョウロなどの水やり道具を含む)
- 肥料
あると便利なもの
- 防虫ネット + 支柱
- 洗濯バサミ(ネット固定用)
- 手袋
- スコップ
- 園芸用ハサミ
栽培の流れと記録
①土の準備
- 鉢底石をプランターに入れる:鉢底石は、ネットに入れておくと片付けがラクです。
- 土を入れる:野菜用の培養土をプランター上部3cmくらい下の位置まで入れます。
-
土を湿らせる:プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷり水やりして土を湿らせておきます。
②種まき
3月12日に種をまきました。
- まき穴をあける:12cmくらいの間隔で、深さ1cmくらいのまき穴をつくります。
※ペットボトルのフタを使うと便利です。 - 種をまく:1つの穴に4~5粒の種をまきます。
- 土をかぶせる:1cmほど土をかぶせて手のひらで軽くおさえます。
- 水やり:種が流れないようにやさしく水やりをします。
③発芽
種まきから5日後の3月17日に発芽しました。
全体的にプランターの片側しか芽が出ませんでした。
④防虫対策
プランターの隅に支柱を立て、その上から防虫ネットをかぶせておきました。
隙間があると虫が入り込む可能性があるため、洗濯バサミでしっかりと固定しておきました。
⑤間引き
間引きとは
一般的に大根の間引きは以下のタイミングで3回に分けておこない、最終的に元気に育っている1本をまき穴ごとに残すようにします。
- 1回目:双葉が開いたころ → 3本残す
- 2回目:本葉2~3枚のころ → 2本残す
- 3回目:本葉5~6枚 のころ→ 1本にする
今回の間引きのタイミング
発芽率が悪かったため、1回目のタイミングでは間引きせず、2回目のタイミングから始めました。
1回目の間引き(今回の間引きのようす)
- 間引きした日:種まきから28日後の4月9日、1回目の間引きをしました。
- 間引き内容:全体的に発芽率が悪かったため、まき穴ごとではなく、込み合っているところだけを間引きしました。
- 液体肥料と土寄せ:間引き後、液体肥料を与え、固くなっている土をほぐし、土寄せもしました。
2回目の間引き(今回の間引きのようす)
- 間引きした日:種まきから35日後の4月16日、2回目の間引き(最終)をしました。
- 間引き内容:発芽率が悪かったため、まき穴から元気な株を1本ずつ選ぶことはできず、プランター全体で元気な株を3本残し、それ以外を全て間引きしました。
- 液体肥料と土寄せ:間引き後、再び液体肥料を与え、固くなっている土をほぐし、土寄せもしました。
⑥収穫
種まきから52日後の5月3日、収穫しました。
直径は約3cmと少し小ぶりでした。
失敗したこと・学んだこと
失敗①:発芽率が悪かった
- 失敗内容:プランターの片側しか発芽しませんでした。
- 思い当たる原因:水やりをさぼっていたことが原因のひとつだと思います。
失敗②:大根が辛かった
- 失敗内容:おろしや浅漬けにして食べたら驚くほど辛かったです。辛くない品種のはずなのに。
- 思い当たる原因:水やりを忘れることがありました。
種袋には「種まきから約60日後・直径6〜7cmが収穫タイミング」とあったのに、52日・3cmの早い時期に収穫してしまいました。
失敗③:間引き苗の植え替え
- 失敗内容:1回目の間引きで引き抜いた苗を、プランターの発芽しなかったスペースに植え替えてみましたが、3日後にはしおれてしまいました。
- 気付き:一度抜いた大根の苗の植え替えは難しいようです。
育ててみた感想
春大根のプランター栽培は、育て方自体はとてもシンプルでした。
とはいえ、発芽がうまくいかなかったり、間引きのタイミングに迷ったりと、思うようにいかないこともありました。
多少うまくいかなくても「まぁいっか」で続けてみたら、意外と収穫までたどり着けたので良かったです。
ただ、少し早めに収穫したせいか、大根はとても辛くてびっくりしました。
全体的には失敗も多かったのですが、今回の経験を生かして、次回はもう少しスムーズに育てられたらと思います。
大根の育て方
大根の詳しい育て方はこちらでまとめていますので、よかったらご覧ください。

今回は春大根をプランターで育てたときの栽培記録についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。